【ネタバレ酷評】『キングスマン:ゴールデン・サークル』マシュー・ヴォーンに投げつける10の苦情

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017)
KINGSMAN THE GOLDEN CIRCLE(2017)

監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、
タロン・エガートン、エルトン・ジョン、
チャニング・テイタムetc

評価:20点

海外で本作を観た映画友達から相次いで「酷いよ」との声を聞いていただけに、嫌な予感しかしなかった。ただ、Filmarksを見ると絶賛の声も沢山あったので、奇跡を信じて観に行った。しかしながら、奇跡が私に舞い降りることなく、2018年上半期のワースト映画代表作となってしまった。今回は、ネタバレ全開で、マシュー・ヴォーンの耳に届くよう声高らかに酷評します。なので、絶賛派の方々は今すぐこのページから立ち去ることをオススメします。

その前にラスト日劇

本編について語る前に、書いておきたいことがある。それは本作を観た劇場が2018/2/4(日)に閉館するTOHOシネマズ日劇だったことだ。1933年に日本劇場としてオープンし、1981年に一度閉館するものの、1984年に再オープンし、2009年には「TOHOシネマズ日劇」と名前を変えて85年に渡り興行を続けてきた。ブンブンも学生時代はよく行っていただけに思い入れがある。

また、日劇といえば、ブンブンの元バイト先であるシャンテと特殊な関係であったことで特別な場所のイメージが強かった。ブンブンがバイトをしていた時代、TOHOシネマズ スカラ座・みゆき座、そしてシャンテは仲間関係にあり、ベテランアルバイトはよくこれらの劇場を行き来していた。しかし、日劇だけは滅多にいくことがなかった。アルバイトの採用も日劇だけは、学生アルバイトを採らずフリーターでがっつり固めていた。当時シャンテアルバイトだった私にとって、日劇はどんな戦場なんだ?と不思議に思っていた。

この前、シャンテに行く途中で、元アルバイト仲間と遭遇した。どうやら昔と連携関係が変化しているようで、今ではシャンテバイトも日劇に派遣されることが増えたとのこと。今まで、シャンテバイトの着替え場所が女性は待機部屋、男性はスクリーン3横の倉庫だったのだが、それが廃止され、毎回日劇で着替えてからシャンテに向かう非常に面倒臭い事となっているらしい。

有楽町のTOHOシネマズ裏事情も数年でガラリと変わるんだなーと感じた。

そして恐らく、これがラスト日劇であろうと思い出に更けながら何枚か写真を撮ってきました。

今回は行ったのはスクリーン3(有楽町マリオン9階)

コンセッションはこんな感じ

スクリーン情報は下記の通り。

スクリーン1(日劇1)

座席数:944+(2)
スクリーンサイズ:7.20×17.30m
音響:デジタル5.1ch

スクリーン2(日劇2)

座席数:666+(1)
スクリーンサイズ:7.00×16.86m
音響:デジタル5.1ch

スクリーン3(日劇3)

座席数:522+(1)
スクリーンサイズ:5.40×13.00m
音響:デジタル5.1ch

『キングスマン:ゴールデン・サークル』あらすじ

前作で世界を救ったエグジーはガラハッドの名を頂き、キングスマンの後継者となった。亡きハリーに想いを寄せつつも今日も仕事に励んでいたエグジーだったが、突如キングスマンの支部が相次いでミサイルで木っ端微塵に破壊されてしまう。どうやら、相手はゴールデン・サークルという巨大麻薬組織らしい。唯一、爆破から免れたエグジーと教官兼メカ担当のマーリンは、アメリカにある組織ステイツマンの元へ転がり込む…

→NEXT:マシュー・ヴォーンへの苦情1~5

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