【若干ネタバレ】「相棒 劇場版IV」演出ミス多くないか…

相棒 劇場版IV
首都クライシス 人質は50万人!
特命係 最後の決断(2017)

監督:橋本一
出演:水谷豊、反町隆史、
鈴木杏樹、仲間由紀恵etc

評価:40点

大人気テレビドラマの映画版4弾。
なんだかんだいって2作目から観ており、
3作目からは劇場で観ていたりする。
ってことで、4作目も
映画館でウォッチしてきたぞ!

「相棒 劇場版Ⅳ」あらすじ

7年前、イギリスの日本領事館で
毒殺事件が起き、唯一の
生き残りの少女は誘拐される。
そして、7年後
大人になった少女を人質に
犯罪組織「バーズ」は
日本政府に身代金を
要求する…

描写がかなり甘い!

「相棒」シリーズは
大衆映画として
安定した伏線回収とクールなアクション
そして丁寧な種明かしをしてくれる。
しかもテレビ版を観ていなくても、
初見でも楽しめる作品になっているので
嬉しい。

今回もその辺のところの演出は
申し分なかったのだが、
いかんせん細かい演出ミスが
かなり気になってしまう作品であった。

とある事情で、
警察の電波が使えないという
設定をしておきながら、
何故か繋がる仲間由紀恵扮する
警察署の人間の携帯電話。

また
安易に情報危機をデバイスに
繋げてしまう
警察の杜撰さも気になる。
特に拾った謎のUSBを
安易に作戦本部のPCに
繋いでしまう様子は
流石に酷いのではと感じてしまう。
少しは疑ってほしいものだ。

そして、ガンエフェクト処理関連が甘く、
銃でドアノブを破壊しておきながら、
次のシーンではドアが無傷
だったりするところも
気になってしまった。

極めつけは、ラストの
敵が毒物を散布しようとしたところを
特殊部隊が銃で敵を撃って
阻止しようとするシーン。

あの血糊の付け方だと、
いかにも毒物が漏れ出し
バッドエンドになってしまっている
ように見えてしまう。

そこはフィクションとして、
血糊は控えめにしてはと
思ってしまった。

それでも展開は飽きることなく、
邦画特有の冗長な演出も
少なめなので楽しめた。
安定の面白さはあり、
コミカルでアクションもよく、
連携プレーもしっかり魅せてくれるのだが、
脇の甘さが玉に瑕な一本といえよう。

P.S.
水谷豊といえば、今や
特命係の杉下右京の
イメージが強いが、

実は1976年に
「青春の殺人者」
恐ろしい親殺しの
役を演じていましたw

ブンブンはそのイメージが
強いので未だに
右京さんはサイコパスで
実は…と妄想してしまうので
あったww

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