“Ç”【ジャック・リヴェット追悼】「アウトワン」#3 日常を切り取る

アウトワン(1971)
OUT1(1971)

アウトワン3

監督:ジャック・リヴェット
出演:ジャン=ピエール・レオー,
ジュリエット・ベルトetc

評価:?点(最後まで観たときに
点数をつけます)

ジャック・リヴェットの伝説の
12時間映画「アウトワン」耐久レース
第4話です。

4話目(de Sarah à Colin)になると、
特に言及することがなくなってくるので
心苦しい。

しかし、毎回の話で様々なテクニックは
使われています。
今回の肝は3つ
・ダンス
・チェス
・子育て

だ!!!!

まず、前半で毎度定番
どうかしている演劇特訓シーンが
挿入される。
今回はコンテンポラリーダンスの
特訓を観ることとなる。
必然と笑いがでてくる
クレイジーさが本作から
にじみ出ている。
まじめに特訓している人を
笑うのは良くないのだが、
流石にクレイジーだよww

アウトワン2

そして次に、チェスをする男が
女に気取ってチェスを教える
場面。男女の気取った話し方、
村上春樹感全快の話し方から
明らかに「演技」を撮っているのだが、
自然に見える。

フランスはやはり何気ない
日常を撮るのが上手いな…
と思っていた矢先に、
女が男の家で
泥棒を働くびっくり
展開。
おっおう…w

そして、最後は
ある部屋で夫婦と子どもの
戯れを撮ったものだ。
絵画かなと思うほど、
全く動かず、
ひたすらに
子育てを撮る。

おいてあるモノの
配置が洗練されていて、
ホントウに絵画を見ている
ような感じでした。

まあ、4話目は特に
超絶変わったシーンが
ある訳ではないので、
特に言うことがありませんでしたw
まだDVD4枚あるのだが、
果たして完走できるのか
不安になってきたぞw

関連項目

「アウトワン」#1

「アウトワン」#2

「アウトワン」#3

「アウトワン」#4

「アウトワン」#最終章

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