【ヤバすぎ】すべての洋画ファンに捧ぐ「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
MAD MAX:FURY ROAD

監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロンetc

評価:90点

ぜってー人、死んでいるっしょ!」「頭おかしい」と毎度話題になった、おじさん世代の思い出の作品「マッドマックス」が三作目から30年も経ち、続編登場!!!噂に聞くとすんげー映画らしいので観てきたぞ!

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』あらすじ


資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。
Yahoo!映画より引用

「マッドマックス」シリーズがどんだけヤバいか

「マッドマックス」世代の町山智浩曰く、テレビで放映された直後、無性にロードをバイクや車で駆け抜けたくらしく、直線ロードに集まったら、同じく「マッドマックス」に影響をウケた人たちが大量にロードに集まっていたほどドラッグな作品だったという。確かに、毎回奇抜なコスプレ、スタントマン決死のスタント、本当にヤバい。

実際に、影響をウケすぎて「北斗の拳」の世界観が、モロ「マッドマックス」からの引用になっています。ファッションから車まで同じでびっくりします!

無茶な続編計画

そんな、社会現象になったシリーズの続編を15年ぐらい前から実は計画されていた!しかし、度重なる不運、嫌気がさしたメル・ギブソンの降板と絶対成功しないまでにおじゃんになりかけた計画なのだが…ジョージ・ミラー監督は老体になろうとなんとか映画化に持ち込んだ。そして、コレが狂気の傑作になっていた!!普通だったら駄作になりかねないのに、妥協しない映像の作り方で観る者を圧倒する2時間がそこにあった。

2時間エンディング

なんたって、今回の「怒りのデス・ロード」。2時間砂漠を駆け抜けるだけの話なのだ、敵に捕まったり、人々を助けるなんてシーンは最小限に抑え、戦場ですべてのドラマを演出する。敵を味方にしたり、出会いがあったりが車内で行われる、ワンピースか!と言うほど凄い!車から車へ移動し…車同士銃を撃ち合ったり、体当たりしたり、まるで海賊船同士の闘いみたいだ!

オマージュも忘れない

もちろん、前作を観ていない人にも十分楽しめる作品なのだが、ちゃんと30年も待ってくれたファンのために「マッドマックス」オマージュが沢山ぶち込まれているぞ!サンダードームを思わせる、イモータンジョーの砦の様子。荒野の監視人の描写、アレっ!マックスがひもで引きずられるシーン…もしや「北斗の拳」のオマージュ?ファンに嬉しいサービスショット満載で嬉しい。

やっぱりすげー

確かに、イモータンジョーの敵のシマに主人公軍団とイモータンジョー軍団が爆走し敵は怒る筈なのに、共闘したり、美女たちが以上に肌白綺麗だったりと「ん??」と思うシーンがないわけじゃない。しかし、70歳にもなろうともほとんど実写で、シリーズ最速かつ最も鬼畜なショットで駆け抜けたジョージ・ミラーの腕は凄すぎる。

だって、「マッドマックス」三部作以降、「ベイブ」や「ハッピー・フィート」と子ども向け映画を撮っていた彼が腕衰えずこんな映画を作ったんだよ!すごすぎる!ブンブンの脳内MAD MAX!

P.S.画面の情報量が多くて気のせいかなと思ったのだが、谷に入るシーンでTシャツ姿の撮影スタッフが画面に映り込んでいるのを目撃したのだが、ブンブンの気のせいなのかな~?

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