“Ç”祝日本公開決定!右翼暴れる「不屈の男 アンブロークン」

UNBROKEN

監督:アンジェリーナ・ジョリー
出演:ジャック・オコーネル,MIYAVI

日本公開できない?

社会派ドラマは苦手だが、今ネットで右翼が猛烈批判しているらしい戦争映画。しかも、マレフィセント(アンジェリーナジョリー)がコーエン兄弟を脚本にし監督した「UNBROKEN」を調査してきた。マジで日本の映画会社チキって、
三島由紀夫のドキュメンタリーみたいな
ことになりそうだぞ!

言論の自由について

IMG_0097.JPG

本題に入る前に、最近流行りの
言論の自由問題に触れる。

最近、シャルリー・エブド事件や
金正恩暗殺コメディ映画「THE INTERVIEW」の公開を巡る問題と
とにかく表現や言論の自由への
対立事件が多発している。

一昔前なら「サウスパーク」や
「大統領暗殺」、今回の「UNBROKEN」絡みで言うと
「戦場のメリークリスマス」
どれも公開できていた。

しかし、相次ぐ表現絡みの批判。
ブンブンはネットが全ての原因だと
思った。一昔前なら、嫌な情報は
見ることもなく、知ることもなく
スルーできたのが、今やネットが発達し
嫌でも膨大な情報、
嫌な見たくない情報までみてしまう。

丁度、学校の授業中、何も悪いことしていないのにクラスの悪が悪事を働き先生に怒鳴られるのを見るかのよう。

とにかく、世界がネットにより、急激に狭くなり逃げ場のない学校のようになっていたのだ。だから、必然とイジメが起こる。出る杭は打たれる。大学生や社会人のように、「社会はいくらでもある」と思い自由に羽ばたくのが難しい時代になってしまった。

では、本当に今回紹介する
「UNBROKEN」は差別的な作品
なのか?紐解くとしよう^o^

あらすじ

ベルリンオリンピックで陸上選手として走り(「民族の祭典」で走ってる?)、海に漂流し、日本軍捕虜になり拷問生活受けるもなんとか生き延び、昨年7/2に亡くなったルイス・ザンペリーニの人生を描く。

なんと、一つの映画に「炎のランナー」「オープンウォーター」「それでも夜は明ける」をぶち込むトンデモ映画でした。

確かに、BGM詐欺映画(実は短距離走映画)「炎のランナー」とは違い、壮大な音楽バックに長距離、しかもトラックを走ります。元陸上部長距離の僕もビックリするほどリアルなレース風景に驚く。

鬼畜なシーン以前に…

しかし、問題は次の章。
アメリカ映画?「永遠の0」かな?と思うショボイCG感、あまりにも爆笑ってかB級ホラーさながらの展開、間抜けなショットの連続に失笑が会場からもれる。

そして…右翼がキレた日本軍シーン。
凄かった、酷かった~_~;
日本映画がいかに甘いかがわかる程、
殴る蹴る、けなす描写、全力である。
めっちゃイヤーな日本軍役を演じたMIYAVIってミュージシャンが撮影中嘔吐したらしいが、アレはよく演じ切れたなと思った。ってか、右翼が拘る人肉食べたか否か論争以前に人肉描写ないし(あったとしても、「ゆきゆきて、神軍」で食べたこと明らかじゃん)、
日本人の優しさも描かれているぞ!

そもそも、町山智浩も語っていたが、
明らかに「戦場のメリークリスマス」
を意識している。こいつは公開
してるじゃん!「ゆきゆきて、神軍」
はどうなの?

観たくなければ無視すれば
いいものを無視しないのは、
テクニック不足なんじゃないかな
と高校時代、嫌な奴を
視界から消した
ブンブンは思ったぞ!

脚本は人生を追っただけの
頭でっかちな作品かつ
エグすぎる作品だが、
日本人は一応観るべき作品だ…
果たして公開するのか?

アカデミー賞ノミネートまでし
とるんだから公開しなさい!

日本公開ようやく決定しました。
2016年2月イメージフォーラム他にて公開!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です