“Ç”相方ベルジェ、ブチ切れ伝記映画「SAINT LAURENTサンローラン」12/4TOHOシネマズ シャンテ公開

いつも、大学の授業をギチギチに
下手に詰め込むので毎回
ヒーヒー言う羽目になるので、
フランスでは本当に受けたい授業
を上手く調整し、火曜日は
9時から10時の一コマにする
ことに成功したぞ!
留学の成績にAプラスみたいな
ランク分けがないので、
Aプラスハンターには
優しいのである。
IMG_5939.JPG

さて、暇になったので、いざ
映画館へ…20時からのMOMMY
のチケットを買うついでに
イブサンローランの伝記映画
「SAINT LAURENT」を観て
来ました。

この日はMOMMY初日なので、
映画館開店前から長蛇の列がw
でも、無事買えたぞ!

SAINT LAURENT

監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ギャスパー・ウリエル,
ジェレミー・レニエ,
レア・セドゥetc

数年前に、やたらとココシャネル
の映画化が流行ったが、
ここ最近はサンローランが
ブームらしい。

日本では、サンローラン財団
公認の伝記映画「イヴサンローラン」
が公開されたが、実はこの
作品が制作される同時期に
ゴシップ映画専門の監督
ベルトラン・ボネロが
無断で企画を進めた為
財団(特にサンローランの
相棒ベルジェ)が怒ったという
曰く付きの作品。

残念ながら、財団公認作の
方を観ていないので比べ
られないが、かなり
スキャンダラスな作品でした。

サンローランと長年の
パートナーであった
ピエール・ベルジェとの
ゲイゲイしい関係!
フランスだから、
大きなムスコも丸見えである。

そして、神経衰弱による自堕落な
生活。この二点に焦点を
絞っているのが挑発的である。

映像も、まるでヴォーグの
表紙のように洗練、
ウォーホルの映画を意識
しまくったコラージュ
映像までつかってきます。

しかし、内容があまりに
浅いぞ。まるで「パールハーバー」
のように、ゲイゲイしい
瞬間まで時間を早送りし、
激しい官能描写を
描いて去って行く。

ファッションショーの成功を
突然描き始めるから、
まるで自堕落なローランが
いきなり成功するようにみえる。
例えるならば、ノー勉で
テスト満点取る奴をみるように
冷めてくる。

出演のウリエルの
迫真のゲイ演技や官能的な
映像技術は凄いが、
サンローランの物語を
語り切れていない残念な作品
でした~_~;

12/4(金) TOHOシネマズ シャンテにて公開

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