*

映画芸術2017ベスト&ワースト映画! ワーストは「三度目の殺人」 そしてベストは石井裕也のアレだった件

映画芸術2017ベスト&ワースト映画! ワーストは「三度目の殺人」 そしてベストは石井裕也のアレだった件

2017年「映画芸術」ベスト&ワースト発表

さあさあ、映画人待望の映画芸術のベストテン及びワーストテンが発表されたぞ!映画芸術ベストテンとは、名脚本家・荒井晴彦主体となって、世間では絶賛の作品をあっさりワーストに切り捨てたり、「えっ知らねえよ!」という作品がベストテンに入ったりするひねくれまくったカオスな映画賞で、もはや荒井晴彦の嫌がらせ映画賞として映画ファンの間で悪名高き存在となっている。

2016年度は、荒井晴彦が嫌いな『この世界の片隅に』がキネマ旬報同様ベストワンに輝いたことから、今年はアニメ映画を選定の対象外にする措置が取られた。実は、2017年のアニメは打ち上げ花火とか…某ジブリ映画とか…ゴジラのナニガシとか…沢山ヤバイアニメ映画があった。それを抜いたら、どんな作品がワーストに浮上していくのだろう…ついに、映画芸術がその答えを発表した。それでは、ベストテンとワーストテンをとくとご覧あれ!

2016年映画芸術ベストテン&ワーストテン
2015年映画芸術ベストテン&ワーストテン

※青下線をクリックすると各作品のレビューが観られます。

ベストテン

1.映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ

2.幼な子われらに生まれ

3.バンコクナイツ

4.彼女の人生は間違いじゃない

4.あゝ、荒野 前後編

6.禅と骨

7.奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

7.予兆 散歩する侵略者

7.エルネスト

10.月と雷

今年のベストテンで意外だったのは、『幼な子われらに生まれ』が1位にならなかったところだ。映画芸術は荒井晴彦の独裁国家で、彼が脚本が手がけた作品がランクインするのは当たり前。なんなら1位もがっつり獲るような内輪ベストテン。しかし、今年は荒井晴彦に対する反発も多かったせいか(映画芸術公式Twitter中の人も、荒井晴彦に懐疑的たったりする)、1位はキネマ旬報ベストテン同様『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でした。私には、全くこの映画の良さがわからなかったので、誰か教えてください!

他に面白い点として、黒沢清の『予兆 散歩する侵略者』が7位にランクインしたところ。キネマ旬報ベストテンにランクインしていた『散歩する侵略者』の前日譚を描いたテレビドラマの映画版だ。ブンブン未見ですが、シネフィルの間では『散歩する侵略者』よりもこちらの方が怖くて面白いとのこと。

意外なランクインとして、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』も同率7位に滑り込んだ。毎年映画芸術ベストテンには、Twitterでのベストテン発表ではあまり見かけないシネコン案件作品がひょっこりランクインしたりする。てっきり、ブンブンの周りでは隠れ支持者が多かった『3月のライオン』が入ると思っていたら、ブンブンの周りで絶賛している人皆無、というよりか誰も観ていなかった『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』が入っていました。そういえば大根仁映画は、『バクマン。』の時もランクインしていたなー。『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』はブンブンの2017年映画ベストテン新作邦画部門の9位に入れた作品だけに嬉しかった。

何それ?映画案件としては、『禅と骨』と『月と雷』がランクイン。前者は『ヨコハマメリー』の中村高寛監督最新作。天龍寺の日系アメリカ人禅僧が映画を撮るというドキュメンタリー。後者は角田光代原作もの。『紙の月』『八日目の蝉』と角田光代映画は毎作映画ファンの間で注目されるが、今回は全然ブンブンの耳に評判、というよりかこの映画の情報が入ってこなかったなー

さて、それでは、皆さんお待ちかね、ワーストテンを見てみましょう。

→NEXT:2017年映画芸術ワーストテン

ページ: 1 2

関連記事

【寅さんフルマラソン㊱】「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」ボンド要素はありませぬ

男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985) 監督:山田洋次 出演:渥美清, 川谷拓三,

続きを読む

【ハル・ハートリー特集】『ヘンリー・フール』ポエムを魅せないポエム映画

ヘンリー・フール(1997) HENRY FOOL(1997) 監督:ハル・ハートリー 出

続きを読む

【寅さんフルマラソン㊴】「男はつらいよ 寅次郎物語」寅さん子育て能力向上

男はつらいよ 寅次郎物語(1987) 監督:山田洋次 出演:渥美清, 五月みどり, 倍賞

続きを読む

“Ç”第88回アカデミー賞予想~衣装デザイン、メイキャップ&ヘアスタイリング賞~

衣裳デザイン賞 ・サンディ・パウエル「キャロル」 ・サンディ・パウエル「シンデレラ」 ・パ

続きを読む

2014年BUNBUNのベスト10映画~家邦画部門~

1.鴛鴦歌合戦 学校の映画の授業で先生が「笑えるけど泣ける」と絶賛していた。 タイトルは厳つ

続きを読む

【東京国際映画祭】「プールサイドマン」は日本版「スイス・アーミー・マン」だ!

プールサイドマン(2016) POOLSIDEMAN(2016) 監督:渡辺紘文 出演:今

続きを読む

”Ç”87回アカデミー賞予想4:脚本&脚色賞

脚色と脚本の違いって? よく友達に「脚色賞」と「脚本賞」の違いって何? って訊かれる。 実は両

続きを読む

第70回カンヌ国際映画祭(2017)ラインナップ発表 山田孝之3Dカンヌ入りならず※随時詳細アップ

第70回 カンヌ国際映画祭 2017/5/17~2017/5/28開催 今年も、この季節が

続きを読む

2016年ブンブン映画ベストテン(旧作邦画編) 1位は「サウダーヂ」

2017年ブンブン映画ベストテン (旧作邦画編) 今年は、就活ということもあり、 また基本

続きを読む

【絶賛】『バーフバリ 王の凱旋』前作未見でもノープロブレム 地を這ってでもこの映画を観てくれ!

バーフバリ 王の凱旋(2017) Baahubali 2: The Conclusion 監

続きを読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

【重要なお知らせ】サーバー引っ越しに伴う画像が見えない件

先日、ブログ記事「【悲報】ココマルシアター初回「マイ・ビューティフル・

【自己紹介】チェ・ブンブンってナニジン?

チェ・ブンブンとは? 社会人1年目の映画オタク。 年間500本、映

第90回アカデミー賞受賞予想②~主演男優・主演女優賞~

第90回アカデミー賞受賞予想2 今回は、主演男優賞と 助演女優賞を

第90回アカデミー賞受賞予想①~外国語映画・長編ドキュメンタリー・長編アニメーション~

第90回アカデミー賞受賞予想① 今日から少しずつ第90回アカデミー賞

『リバーズ・エッジ』グザヴィエ・ドラン譲りのアスペクト比マジックが生む閉塞感の解放

リバーズ・エッジ(2018) RIVER'S EDGE(2018)

【ネタバレなし解説】『パンとバスと2度目のハツコイ』深川麻衣アイドル映画なのに…

パンとバスと2度目のハツコイ(2017) 監督:今泉力哉 出演

【ネタバレ酷評】『グレイテスト・ショーマン』が致命的にダメダメだった8の理由

グレイテスト・ショーマン(2017) THE GREATEST SH

さらに過去の記事

PAGE TOP ↑