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TIFF2016鑑賞記録10「オリ・マキの人生で最も幸せな日」カンヌを制すのも納得ヌーヴェルヴァーグっぽさ全開!

TIFF2016鑑賞記録10「オリ・マキの人生で最も幸せな日」カンヌを制すのも納得ヌーヴェルヴァーグっぽさ全開!

オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016)
原題:Hymyilevä Mies
英題:The Happiest Day in
the Life of Olli Mäki

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監督:ユホ・クオスマネン
出演:ヤルコ・ラハティ、
オーナ・アイロラ、
エーロ・ミロノフetc

評価:90点

本年度カンヌ国際映画祭にて
淵に立つ」を倒し、見事
「ある視点」部門作品賞を
獲ったフィンランド映画
「オリ・マキの人生で最も幸せな日」
を東京国際映画祭で観てきました…

「オリ・マキの人生で最も幸せな日」あらすじ

1962年、プロボクサーのオリ・マキは
アメリカの世界チャンピオンと戦うチャンスを得る。
フィンランド人にとっても重要な試合で
注目を集めるのだが、オリ・マキは
こともあろうかライヤという
女性に恋をしてしまい、
減量に集中できなくなる…

一応実話モノ

本作は実在するプロボクサー、
オリ・マキのプレッシャーに
負けそうになった頃のエピソードを
元に描いた作品。

↑「突然炎のごとく」を思わせる作品だ

1960年代を完全再現するために
16ミリフィルムが使われているのだが、
それによる映像がヌーヴェルヴァーグ
そのもの過ぎて驚いた。

ロケで何気ない街と物語がシンクロするところ、
甘すぎる恋物語、なるほど「淵に立つ」が
作品賞獲れないのも無理はない。
完璧過ぎるヌーヴェルヴァーグ再現が
ここにありました。

オリ・マキの恋に萌える

なんと言っても、本作はオリ・マキ
とライヤの恋模様が甘酸っぱすぎて
キュンキュンする♡

自分を応援してくれるライヤ。
彼女のいる前では、しっかり
練習できるのだが、いなくなると
トタンに集中力が消える。
背がちょっぴり高い女の子。
流石のプロボクサーでも
想いを伝えるときは
緊張するモノ。
ガッチガチになりながら
想いを伝えると、
ライヤはくすっと笑い
「いいよ!」と返事をする。

もてあそんでいるのか
どうなのか分からないまま
本番当日を迎える。

オリ・マキの終始ライヤを
探している姿がメチャクチャチャーミング!
そしてライヤ役のオーナ・アイロラが
ちょーーーーーー可愛い(私のタイプです!)。

確かに、よくある「ロッキー」
「レイジング・ブル」
のような
熱いバトルもなければ、
苦難らしい苦難もない(あることには一応ある)
に等しいのだが、ここまでクールな
映像と甘酸っぱい恋愛を見せられると
愛着が湧いてくる。

ブンブンはメチャクチャ大好きな作品でした!

その他上映作品とレビュー

既に鑑賞済み作品

「牯嶺街少年殺人事件」レビュー
「怒り」レビュー
「フロッキング」レビュー
「シン・ゴジラ」レビュー
「キングコング対ゴジラ」レビュー
「TOO YOUNG TO DIE!」レビュー
「ハッピーアワー」レビュー
「ダゲレオタイプの女」レビュー
「リップヴァンウィンクルの花嫁」レビュー
「バケモノの子」レビュー
「オデッセイ」レビュー
PFFアワード2016 グランプリ作品
「食卓」レビュー

「淵に立つ」レビュー
「誕生のゆくえ」レビュー
「名誉市民」レビュー

TIFFJPで観た映画

「7分間」レビュー
「ノクトラマ」レビュー
「メコン大作戦」レビュー
「ブルーム・オブ・イエスタディ」レビュー
「アクエリアス」レビュー
「シエラネバダ」レビュー
「メッセージ」レビュー
「ミスター・ノー・プロブレム」レビュー
「あなた自身とあなたのこと」レビュー
「痛ましき謎への子守歌」レビュー
「鳥類学者」レビュー
「パリ、ピガール広場」レビュー
「オリ・マキの人生で最も幸せな日」レビュー
「ミュージアム」レビュー
「14の夜」レビュー
「クラッシュ」レビュー

TIFF2015の作品レビュー

2015年グランプリ作「ニーゼ」レビュー
「ケンとカズ」レビュー
「シュナイダーVSバックス」レビュー
「フル・コンタクト」レビュー
「ヴィクトリア」レビュー
「ルクリ」レビュー
「コスモス」レビュー
「ビースト・オブ・ノー・ネーション」レビュー
「ヒトラーの忘れもの」レビュー
「ぼくの桃色の夢」レビュー
「IF ONLY」レビュー
「灼熱」レビュー
「さようなら」レビュー
「FOUJITA」レビュー

ブロトピ:映画ブログ更新

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