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TIFF2016鑑賞記録2「メコン大作戦」撮影日数7日!?もはや香港・中国アクションはハリウッドを超えている!!

TIFF2016鑑賞記録2「メコン大作戦」撮影日数7日!?もはや香港・中国アクションはハリウッドを超えている!!

メコン大作戦(2016)
Operation Mekong(2016)

メコン大作戦
監督:ダンテ・ラム
出演:チャン・ハンユー、エディ・ポンetc

評価:90点

東京国際映画祭では
「激戦 ハート・オブ・ファイト」、
「疾風スプリンター」
等でお馴染み、
香港アクション界の巨匠ダンテ・ラム
監督。今年も彼の作品がやってきました。
その名も「メコン大作戦」。

メコン川の麻薬ルートを断ち切るため、
タイに潜入する雲南省の捜査官を描いた
実話ものだ!
EXシアター
EXシアター
今年のTIFFはライブ会場で使われる
EXシアターが使われている。
「メコン大作戦」はまさにEXシアター
で上映されたのだが、これが広い!
そして客が少なくてちょっと
不安になったが果たして…

「メコン大作戦」あらすじ

メコン川、全長4,023km。
ミャンマー・ラオス、タイ、カンボジア、
ベトナムそして中国を通る非常に長い川だ。
故に東南アジアにとって重要な
交易路であると同時に麻薬密輸
ルートとしても使われていた。

中国・雲南省の捜査官は
麻薬密輸ルートを撲滅
すべく立ち上がる…

実話に基づく壮絶な戦い

本作は2011年に実際に中国・雲南省
の捜査官がタイに潜伏する、
麻薬組織を捕まえた実話を
基にしたアクション映画だ。

実際にQ&Aでダンテ・ラム監督から
明らかにされたことは入念な
調査と、激しいアクションにも関わらず
早撮りだったことだ。

まず、本作は実際に膨大な事件資料を
読み込むだけでなく、
当時の事件にあたった中国・雲南省の
捜査官へのインタビュー、
そして警察を通じて裏から入った
麻薬製造工場見学敢行
など
入念な下調べを基に
作品を作り込んだ。
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そして、「アベンジャーズ」がしょぼく
見えるほど、極力実写にこだわった
激しいアクションの数々を
たった7日で撮りあげている。
あまりの激しさに、
店や、セット下の地面まで破壊して
しまい結構弁償沙汰になったと
笑みを浮かべるダンテ監督だが…
凄すぎるだろww

バランスの取れた超娯楽作

そんなMAD過ぎる作品なのだが、
凄いのはなんといってもコレしかない。
ストーリーとアクションのバランスが
取れに取れているのだ!

アクションでは、「アベンジャーズ」の
ごとくチームワークが存分に発揮される。
ドローン操縦士、兵士、後方支援部隊、
そして犬、総てが互いに協力し合い
悪を倒していくところはスカッとする。

特に、悪の組織のマーケットで
拷問を受けている男の救助ミッション
でのハリウッドでもやらないような
破壊シーンは号泣するほどに
素晴らしかった。

120分中9割がアクションという
マッド・マックスもびっくり映画
にも関わらず、人間描写や
史実に基づいたリアリズムが
あり、ダンテ・ラム天才か!
と思いました(*^_^*)

早く日本公開して欲しい!
そして、日本の映画クリエーターは
是非とも本作を観て、
いかに今の邦画アクションがアリンコ
以下かを思い知って欲しい大傑作でした。
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↑ダンテ・ラム監督とTOGETHER PHOTO♡

その他上映作品とレビュー

既に鑑賞済み作品

「牯嶺街少年殺人事件」レビュー
「怒り」レビュー
「フロッキング」レビュー
「シン・ゴジラ」レビュー
「キングコング対ゴジラ」レビュー
「TOO YOUNG TO DIE!」レビュー
「ハッピーアワー」レビュー
「ダゲレオタイプの女」レビュー
「リップヴァンウィンクルの花嫁」レビュー
「バケモノの子」レビュー
「オデッセイ」レビュー
PFFアワード2016 グランプリ作品
「食卓」レビュー

「淵に立つ」レビュー
「誕生のゆくえ」レビュー
「名誉市民」レビュー

TIFFJPで観た映画

「7分間」レビュー
「ノクトラマ」レビュー
「メコン大作戦」レビュー
「ブルーム・オブ・イエスタディ」レビュー
「アクエリアス」レビュー
「シエラネバダ」レビュー
「ミスター・ノー・プロブレム」レビュー
「メッセージ」レビュー
「あなた自身とあなたのこと」レビュー
「痛ましき謎への子守歌」レビュー
「鳥類学者」レビュー
「パリ、ピガール広場」レビュー
「オリ・マキの人生で最も幸せな日」レビュー
「ミュージアム」レビュー

TIFF2015の作品レビュー

2015年グランプリ作「ニーゼ」レビュー
「ケンとカズ」レビュー
「シュナイダーVSバックス」レビュー
「フル・コンタクト」レビュー
「ヴィクトリア」レビュー
「ルクリ」レビュー
「コスモス」レビュー
「ビースト・オブ・ノー・ネーション」レビュー
「ヒトラーの忘れもの」レビュー
「ぼくの桃色の夢」レビュー
「IF ONLY」レビュー
「灼熱」レビュー
「さようなら」レビュー
「FOUJITA」レビュー

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