【Netflix】「ゲットダウン」バズ・ラーマンはヒップホップな人だった件

ゲットダウン(2016)
GET DOWN(2016)

ゲットダウン

監督:バズ・ラーマン
出演:シャミーク・ムーア,
ジェイデン・スミスetc

ここ最近、1970年代ヒップホップ
映画やドラマが熱い!
昨年、ヒップホップ映画の
傑作「ワイルド・スタイル


リバイバル上映が行われ、
年末にはN.W.A.の歴史を
追った「ストレイト・アウタ・コンプトン


が話題となった。

今年は、「DOPE/ドープ」という
ヒップホップ映画が公開されている。
そんな中、あの「ムーラン・ルージュ


「華麗なるギャッツビー」で有名な
バズ・ラーマン監督がメガホンを
撮ったヒップホップ創世記を
追った海外ドラマ「ゲットダウン」
がNetflixで公開されたとのことなので、
観てみました。

「ゲットダウン」あらすじ

1970年代末ニューヨーク・ブロンクス。
ここはスラム街になっており、
暴力に堪えない町となっていた。
そんな中、音楽やグラフィティで
自己実現をして、スラム街から
出ようとする5人の
ティーンエイジャーがいた。

彼らは、アートの力で
自分の人生を変えられるのだろうか?

バズ・ラーマンが本当にしたかったこと

バズ・ラーマンは、「ムーラン・ルージュ」
や「華麗なるギャッツビー」を観れば
分かるとおり、いろんなジャンルの
文化を混ぜていく作風が特徴的だ。

フィッツジェラルドの文芸映画
「華麗なるギャッツビー」
なんか、
パーティーの音楽が
ヒップホップだったり
することからDJ意識が強い
監督と言える。

そんな監督が、本家1970年代
ヒップホップを描いたら
大傑作に決まっている
じゃないですか!

実際に1話を観ると、
サンプリングが
とにかくキレッキレでした。

例えば、劇中に
「ドラゴン・フィスト」って
カンフー映画好きの少年が
出てきて、カンフーの
物まねをするシーン。
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はたまた、ディスコで
「サタデー・ナイト・フィーバー」の
「ディスコ・インフェルノ」
がかかる
シーン。
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そして、当時の廃墟となっていた
ブロンクスの映像と対比させて
描くシークエンス。

とにかく、1970年代の
ブロンクス、アメリカ文化を
余すことなく抽出しようとする
気概に溢れている。

そして、尚且つ
夢見る少年の
ぎらぎらとした目や、
ギャングなんかものとしない
漢気に勇気づけられる。
熱くなる。

今まで、海外ドラマは
どうも苦手で一切手を
付けてなかったのだが、
この「ゲットダウン」は
そんなブンブンも虜
にする作品でした。

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