“Ç”【ネタバレ注意復習編】「シン・ゴジラ」1巡目でブンブンが気づいたこと

全力ネタバレ謎解き回です!

シンゴジラ

昨日、「シン・ゴジラ」の
未鑑賞者向け紹介記事


書いたのだが、
ホントウに書きたいのは
それじゃない!

「シン・ゴジラ」を
観た人はもう、
他人の解説、
自分の腑に落ちなかった
部分を解決したくて
たまらないんじゃありませんか?

エンドロールだけでも数時間は
話せますよね~
なんたって、速読スキルを持った
ブンブンですらエンドロールの
1割も記憶できなかった。
それぐらいスポンサーや
著名人の参加が多い、
多すぎるのだ!

今回、パンフレット
を購入したのだが、
ご丁寧なことに
エンドロールの
協賛や出演俳優を
全部載せてくれた。

ってことで、
ブンブンの気になった部分を
パンフレットを見つつ
解説していきます。

是非是非、コメント欄で
皆さんのご意見も
頂ければと思います。

それでは「シン・ゴジラ」
一巡目のブンブンの
ツッコミをとくとご覧あれ!

※警告:全力ネタバレ記事です

1.石原さとみも脚本にドン引き!

「コードネーム、ゴズィラ!」
いかにもアメリカかぶれな
ウザキャラであるカヨコ・アン・
パタースンを演じた石原さとみ。

パンフレットを読むと、
彼女自身「えっつ!」と
脚本に困惑を感じた模様。

なんたって、ラストに近づくと、
カヨコ・アン・パタースン
アメリカ大統領になろうと
していることが分かるのだが、
おいおいチリのケイコ・フジモリ
じゃないんだから、そりゃ無茶やぞ
と爆笑してしまう程、
彼女の台詞の一つ一つが
クレイジーですww

恐らく、庵野秀明の
アスカ・ラングレー像が
滲んだキャラクターなんでしょう。

2.情報収集能力高過ぎ内閣

ゴジラ出現からの会議室でのシークエンス。
鈍重で決め事は決まらないくせに、
生物学者等のスペシャリストや
ゴジラ最新情報が会議室に届く
スピードは速すぎです。

なんたって、柄本明扮する
内閣官房長官
が、
「怪物なんてありえないだろう」
的なことを言ったすぐに、
「おい!テレビをつけろ!」
と慌て始める。

いつ現場のヤバイ情報を手に入れたのだろう。

3.たたみかける情報

本作が何故、感動する、カタルシスを
抱くかというと「膨大な情報」を
短時間のうちに観客に投げつけるからだ。

これは、脳科学者である
茂木健一郎が大林宣彦に語り、
彼が実践した「この空の花-長岡花火物語-」

で証明されており、
「シン・ゴジラ」はとにかく
観客がついて行けないぐらいの
超高速議論、言葉のドッジボール
を展開することである種の「感動」
を生んだ。

4.時代設定は2027年以降

ラストの東京駅での死闘を
観ると、明らかに見慣れないビルが
そびえ立っているのがわかる。

それは三菱地所
2027年までに完成を予定している
390mの日本一高いビルである。

そんなビルを豪快に破壊する
ゴジラと、自衛隊が
面白い。
(東京駅の新しいビルソース

)

5.住友生命ww

本作は「新幹線大爆破」の時とは
違い、鉄道会社が協力的だ。

流石に、ゴジラに電車を
投げつけるシーンがあるので、
JR東日本の協力はなかったものの、
京浜急行電鉄や東急電鉄は
撮影協力してくれたぞ!
住友生命

また、ゴジラが暴れている真後ろに
住友生命のビルが、
真っ赤な会社のロゴで
「俺はこっちだぞ!」
と言わんばかりのアピールしていて
これまたシュールでした。

逆に破壊されても良い宣伝に
なると考えたんだろうか!イイネ!

6.オチビサン

パンフレットの「映像協力」に
安野モヨコ原作、川村真司監督の
「オチビサン The Diary of Ochibi」

とあったのだが、どこで
使われていたのだろう。
分かる方教えてください。

コメントで「とみ」さんが
教えてくれました。
電気屋で沢山のTVで首相会見を流すシーン(その後停電)
右端のTVに映っている模様。
今度確認してきます!

7.春と修羅

これも謎資料。資料協力に
宮沢賢治の「春と修羅」

実際に青空文庫であったので
読んでみたのだが、
序が本作のテーマと
結びついていてびっくりした。

微弱な一人の力を合わせて
いって大きな壁を超える
様子が伝わってくる
詩で、「シン・ゴジラ」
の根本はここにあるんだと
気づかされました。
(「春と修羅」を読む

)

8.日本の良さはトップが
すぐに変わること

ラストの方の台詞。
2007年から安倍晋三→福田康夫
→麻生太郎→鳩山由紀夫→菅直人→
野田佳彦
とポケモンか?妖怪ウォッチか?
と思うほど1年交代で変わっていった
国のトップを風刺した台詞と言える。

9.細かいパソコン描写


ハリウッド大作のパソコンは、
DellかAppleかの2種類しか
パソコンが登場しないのだが、
本作はバリエーションが豊富だ。

本作では、
組織や職業によって
パナソニックか、
Appleか、はたまたacerかと
しっかり分けており、
しかもソレっぽいな~
と思うわせられるから凄い!

特に国が用意した会議室に
並べてある
パナソニックと富士通の
パソコンはリアルだった。


↑パナソニックのパソコン


↑macのパソコン

10.市川実日子の役が上手い

ゴジラ対策本部の重要メンバー
環境省自然環境局野生生物課長補佐
を演じた市川実日子の演技が上手い。

彼女って「レンタネコ」の人です。
169cmと結構長身です。

おかっぱで長身な女性は怖いと
昔友人に語られたことがあり、
それ故か、彼女にずっと注目
してしまいましたw

オタク気質で、話し方が怖い
感じ。とにかく危険で
ヤバイオーラを漂わせている
あたり、ホントウに素晴らしい。

石原さとみのマッド演技も
注目だったが、
市川実日子にも刮目して
みましたよ~

ホントウに、あと5回ぐらい観ないと
整理がつかないぐらいネタが
多い。
あまりに語り口が多いため
「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」

を超えた白熱トークができそうです!

周りに「シン・ゴジラ」を観た方がいたら、
ポケモンGO族バリにネタを振ってみると
良いでしょう!
1時間は語れる。仲を深め合える
素晴らしい映画ですな!

ブロトピ:映画ブログ更新

2 件のコメント

  • 安野モヨコのオチビサンは、電気屋で沢山のTVで首相会見を流すシーン(その後停電)で、右端のTVだけがアニメを映していて(テレ東かw)、それだと思いますよ(笑)

    • とみさん、オチビサンネタの回答有難う御座います!それは一巡目じゃわからないな~次観るとき確認します!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です