“Ç”UNZA!UNZA!「SUPER8」ロマの音楽でウンザウンザしよーぜ!

SUPER8(2001)

super8

監督:エミール・クストリッツァ
出演:ノー・スモーキング・オーケストラ

評価:70点

今年はどうやら、
エミール・クストリッツァが
流行りな模様。
恵比寿ガーデンシネマ
筆頭に各地でクリストリッツァ
の映画が上映されている。

中でも、いままで日本では
未DVD化で幻の作品と
されていた「ジプシーのとき」
が上映されたりと大盛り上がりである。

ところでエミール・
クストリッツァって誰?

そんなエミール・クリストリッツァ
って何者でしょうか?

知らない方のために説明。
まず、彼はカンヌ、ベルリン、ヴェネチア
三大映画祭
すべてで監督賞を受賞し、
尚且つカンヌ国際映画祭では
最高賞であるパルムドールを
2度(「パパは、出張中!」
「アンダーグラウンド」
)
受賞している凄い監督である。

彼の出身はユーゴスラビア
サラエヴォ

東欧の紛争や社会の混乱を
独特なロマの音楽に乗せて
描くことを得意としており、
「黒猫・白猫」や「アンダーグラウンド」
ではあまりの凄さに
ストーリーを見失う程
の勢いがあります。

今回、そんなクストリッツァ監督が
在籍したこともある音楽バンド、
ノー・スモーキング・オーケストラ
を追ったドキュメンタリーを
紹介するぞー

「SUPER8」概要

バルカン諸島発祥の4分の2拍子
をベースとした独特な音楽
が売りの
ノー・スモーキング・オーケストラの
ベオグラードから始まる
ツアーを追う。
即興性とギャグを持った
ライブに観る者は引き込まれていく…

UNZA!UNZA!

本作を観ると、
何故、クストリッツァ特集の
チラシでウンザ!ウンザ!と
書かれているのかがよく分かる。

劇中でかけ声のごとく!
「ウンザ!ウンザ!」とバンドマンが
連呼するのだが、とっても気持ちいいのだ!
特に意味はないそうです。
ちなみに、アフリカの
ザンビアでは「ウンザ」は
ザンビア大学

のことを示す
のだそうですw
ザンビア

まあ話を戻すと、
この「SUPER8」の中に
「黒猫・白猫」
「アンダーグラウンド」
の基礎が眠っていた
訳ですよ。
移民感溢れていて、
正直抵抗感ある
放浪の旅を魅せているが、
どこか格好いい!
音楽ってここまで、
人の先入観を変える
力を持っているのかと
感動してしまう。

そして、ブンブンは
ノー・スモーキング・オーケストラ
の音楽の中ではベタですが、
「Unza Unza Time」が好きですw

↑サラエヴォのUNZA文化が日本にも波及!
「うんたん」と形を変え普及した
(テキトーな解釈w)

是非とも、エミール・クストリッツァ
監督に魅了されたら、
「SUPER8」観てみてください。

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