“Ç”【デッドプール】「コクーン」官能映画説を検証※ネタバレ記事

コクーン(1985)
COCOON(1985)

監督:ロン・ハワード
出演:ドン・アメチー、
ウィルフォード・ブリムリー、
ヒューム・クローニンetc

評価:35点

先日、「デッドプール」を観たときに、デッドプールが「『コクーン』って映画、実は官能映画なんだよね~」と新説を唱えていた。

確かアカデミー賞を獲り、感動SF映画として名高い作品だった気がするのだが…と思い、図書館でVHS借りてきました。あまり借りられていない為か、画質が異常に良かったですw

「コクーン」あらすじ

老人ホームで暮らす仲良し三人組は、しょっちゅう隣の敷地に忍び込み、プールで遊んでいた。そんなある日、謎の集団が敷地を借りる。そして海から、繭(コクーン)を引き上げ、プールに格納していた。そんなのお構いなしに遊ぶ老人たち。すると…

ホントウにビンビン映画!

※ネタバレあり
子ども向けSF映画ってこともある為か、露骨な性描写はありません。しかし、際どいシーンは沢山ありました。プールに放置されているコクーンの力により、精力ビンビンになったおじいさんたちは、おばあさんたちと合体すべく頑張ります。

フレッド・アステアの映画を観ているおばあさんの部屋を急襲!いきなりステーキ!みたいなノリで、いきなりベッドイン!を果たしますw

劇中でおばあさんが観ている作品のシーンはおそらくこれ!「Too Hot to Handle」の演目の部分だと思う。作品名はなんだろう…判る方教えてくださいm(_ _)m
『コンチネンタル』の“The Continental”パートだそうです。教えていただきありがとうございます。

子どもの教育に悪いですよ!「いいことしないか?」という裸のおじいさんにフェロモンを感じます。

宇宙人!

本作の最大の特徴は、宇宙人が人間の形をしている点だ!人間が観ていないところで覚醒する仕様になっており…

ドラゴンボールか!と思うほど身体が光り始めます。

女宇宙人も…

覚醒!

僕も…

覚醒!

そんな宇宙人ですが、おじいさんたちがコクーンの魔力を使いすぎた結果、不老不死なはずなのに死亡しますww

「未知との遭遇」のぱくりエンディング

そんなギャグ要素の強い本作は、アカデミー賞の視覚効果賞と助演男優賞を受賞しているのだが、前者に関して苦言を呈す。

なんたって、一番の視覚効果の見せ場であるエンディングが「未知との遭遇」のぱくりにしか見えないのだ!

はい!この光るUFO、あれそっくりじゃないですか!しかも、老人はUFOに乗って異星に行くエンディング。あれっつアレアレ~?1977年の「未知との遭遇」ですよねwあまりの衝撃の展開にお口あんぐりでした!

結論:「コクーン」は確かに官能映画だったが、「未知との遭遇」でもあった。

皆さんも是非ウォッチしてみてくださいw

P.S.
ロンハワード最新作「インフェルノ」がこの夏公開するってよ!

2 件のコメント

  • アステア・ロジャースの映画シーンは,もっと有名なヤツ。
    The Gay Divorcee(1934,邦題コンチネンタル)の中から,
    “The Continental”ナンバーのクライマックスだよ。

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