“Ç”【ネタバレ】「ヒメアノ~ル」濱田岳以外キチガイ!V6森田剛がぁぁぁあああ!

ヒメアノ~ル(2016)

ヒメアノール

監督:吉田恵輔
出演:濱田岳、森田剛、ムロツヨシ、
佐津川愛美etc

評価:80点

試写会で観た映画ブロガーや
評論家が「マジでヤバイ」と
絶賛している作品
「ヒメアノ~ル」。

予習せず観て欲しいと
知り合いからも言われたので、
R-15ということだけ
頭に入れて観に行った…
…….マジでヤバイ!
R-15どころの騒ぎではなかったw

是非とも、古谷実の原作
知らない人はここで
ブログを読むのをやめて、
映画館に行ってください。
予告編も観てはダメDEATH!

「ヒメアノ~ル」あらすじ

さえない男・岡田進は
同じくさえない同僚・安藤勇次
に連れられカフェへ…
安藤から、彼の好きな店員
阿部ユカの尾行を手伝うよう
言われる。

ひょこんなことから、
岡田と阿部が恋仲になってしまい、
安藤にバレないよう奮闘する
ラブコメディ…だった….

韓国もびっくり
バイオレンス・コメディ

本作は、「アイ・アム・ア・ヒーロー」

につぐバイオレンス映画だ!
暴力とセックス描写の激しさ、
血糊のどす黒さは
韓国映画に匹敵するほどヤバイ!

そんな「ヒメアノ~ル」が
凄いところは、緊張感にある。

冒頭から、濱田岳扮する岡田の
同僚安藤から危険な香りが
プンプンする。
一目惚れした女の子への
執着はストーカーレベル

そんな危険な状況が常軌を
逸しすぎて爆笑展開となる。
あぁ、これはコメディなんだな。

岡田が、安藤の隙を見て
恋するコメディなんだなと
安心していた…
何がR-15だと…

しかし、V6森田剛扮する
森田正一が、岡田と阿部の
SEXを遠くから眺めるシーンが
出てから物語は急変する。

恐ろしい「ヒメアノ~ル」という
タイトルが、物語の途中で
挿入。こっから地獄の底へと
突き落とさんばかりの殺気ある
タイトルだ。

そして、森田の殺人ライフに
フォーカスが当たる。
岡田が熱いSEXをするシーンと
交互に、幼少期のトラウマの
暴走により警察や夫婦、
高校時代の同級生を殺す
森田がアップされる。

このシークエンスがガチキチだ!
なんたって、森田はサイコパスなのだ。
人との会話で矛盾があっても
んっそんなこと言ってないよ」

と虚言を吐き、目が異次元を向いている。
森田剛ってV6だよね、アイドルだよね~
もやはアイドルの面影もない、
一目でアブナイ人を全力全開で
演じているのでホントウに怖い。

そして、殺し方も、
バットから、ペン、
銃、ナイフ
とバリエーション豊か。
しかも、森田はそこまで殺しが
上手くないので、一撃で殺すことは
ない。この焦らしを
ジリジリ…ジリジリ魅せてくるので、
観ていて背筋が凍りました。

惜しい!

「冷たい熱帯魚」に次ぐ新たな
鬼畜映画の金字塔と言いたいところだが、
不満点が一点ある。

それはキモすぎる同僚・安藤が
はじけきれていなかったことにある。

阿部と関係を結んだことから、
安藤と森田の目をかいくぐらなくては
いけなくなった男の話なのに、
安藤は絶叫するだけで、
全然岡田を殺そうとしてこない。

本作は他の映画と違い、
二人のサイコ野郎に狙われる
恐怖を描くことに魅力が
あるだけに、
安藤の動かし方に
少し満足がいかなかった。

とは言え、サイコーに笑え、
サイコーに身震いする
日本漫画原作ものとしては
一級品といえる作品でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です