“Ç”「エヴェレスト 神々の山嶺」本作の登場人物にモラルなんてありませんww

エヴェレスト 神々の山嶺

エヴェレスト

監督:平山秀幸
出演:岡田准一、阿部寛、尾野真千子

評価:60点

映画ファンの集いで、「X-ミッション」
呼ばれる主人公の倫理観おかしい
ムービーを紹介されたのだが、
就活生の身分上お金と時間を
割けず割愛…

しかし、同じく尾野真千子以外
倫理観ぶっ飛んでいるムービー
「エヴェレスト 神々の山嶺」の
タダ券を頂いたのでこちらを
観ましたよw

「エヴェレスト」あらすじ

第11回柴田錬三郎賞を受賞した
夢枕獏の小説「神々の山嶺」の映画化。
冴えないカメラマン深町誠は
ネパールで時の人となった
羽生丈二を見つける。
彼は、もうじきエヴェレスト
に酸素ボンベなし、一人で
登頂しようとしていることに気づく。
カメラマンの維持で深町もエヴェレストに挑む…

どっどうかしている…ww

昨年ハリウッドで
「エベレスト」やったばっかだよね~
ネタかぶってるじゃんと思うかもしれない。
確かにネタ的には被りまくっている。
エベレストに魅せられた登山家の狂気を
どちらも描いている。

しかし、狂気のレベルでいったら、
断然こちらですよ!
ハリウッド版「エベレスト」
観た人なら、いかにヤバいことを
しているかが一目瞭然でしょう。

まず、ハリウッド版「エベレスト」では、
登山家の気が狂う理由として、
一生分の大金をエベレスト登頂作戦に
つぎ込んでおり、引くに引けないという
心理があることをしっかり描いている。
故に、共感を生む。

しかし、なけなしの予算でネパールロケを
している本作にはそんな余裕はない。
なんと、説明描写一切ないのだ!

さてどうなるでしょう?

ただただ狂気の山登りを
圧倒的スピードで畳みかける
エクストリーム映画となります!

阿部寛扮する羽生丈二。
「転落した仲間は見捨てる」
「あなたは何故山を登るのですかという
質問に、『そこに山があるから』と
答える奴がいるが俺は違う。
『ここに俺がいるから』」

とどうかしている発言、
偉人の名台詞に対する挑発
など徹底的に観客を煽ります。

それでもって、酸素ボンベなし
エヴェレストを登りきろうとする。
ハリウッド版「エベレスト」で、
酸素ボンベの残量がなくなって
大惨事になっていたことを考えると
頭がおかしい。
しかも一人で登ろうとしている
ところも頭おかしい。

しかも、劇中で彼の狂気の
説明がないのでずっとヒャッハーだ!

そして、主人公の深町誠。
冒頭から、山から転落している
登山者をヒャッハーと満面の
笑みで撮り続ける…頭おかしいw

そして彼の働く雑誌社。
あんだけ深町のせいで損害を
受けているのに、
「羽生を撮ってこい!」
と許可。
何度ネパールに派遣するんだよ?
ってかエヴェレスト登るのに
一回100万円はするんですが
それでいいの?
と不安になるが、
そんな狂気にツッコミを
入れる人は皆無。
尾野真千子が陰ながら、
やめときなよ~とつぶやく
程度。

凄い、凄いぞ~
ブンブン、中盤からテンション!
ビンビン!
隣に座っていたおばちゃんも
テンション高く「うぁ危ない!」
とかノリノリで映画を観ていたので
予想外に楽しかったですw

阿部寛…もはや日本人じゃないw

エヴェレスト2

阿部寛

本作で一番驚いたのは、阿部寛の登場シーンだ。
伝説の登山家・羽生役なのだが、
もはやネパールの現地人に同化しているw
謎の行商の連れで現れるシーン
なんか、最初「誰?」って思いました。

このネパールロケのシーンが、
海外ロケ下手な日本にしては
非常にしっかり撮られていて、
リアリティがありました。

まとめ

1.「エベレスト3D」を観てからの鑑賞推奨!
2.「X-ミッション」に並ぶであろう、
狂気人間が観られるぞ~
3.観たらヒャッハー予想外に盛り上がります!

関連項目

「エベレスト3D」感想

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