【2017年公開】「未来を花束にして(SUFFRAGETTE)」キャリー・マリガン、あさま山荘事件に巻き込まれるの巻き

サフラジェット(2015)
Suffragette(2015)

監督:サラ・ガブロン
出演:キャリー・マリガン、
ヘレナ・ボナム・カーター、
ベン・ウィッショーetc

評価:60点

UKプレミアのレッドカーペット
女性活動家が集まり
封鎖になるなどの
問題作「サフラジェット」を
ベトナム旅行の帰りの
飛行機で観た。

機内エンターテイメント
パンフレットによると
コメディ扱いになっていたが、
全く違う激しく重い作品でした。

「サフラジェット」あらすじ

「サフラジェット」…20世紀初頭の
イギリスで暴力的手段で婦人参政権を
訴えた女性活動家たち。

洗濯工場で働く女工モードは
ある日、町中でサフラジェットに
よる暴動を目撃する。
その中に、工場の同僚がおり、
彼女から集会に頻繁に誘われるようになる。
最初は躊躇していた彼女だが、
ある事件を境に運動にのめり込む…

飛行機で観るもんじゃない

ベトナム帰りの飛行機で観たのだが、
想像の100倍重くてしんどかった。
本作の女性達はマジな女性活動家を
演じている分けだが非常にリアルだ。

ブンブンも反原発集会
在日関係の集会とかに
誘われた事があるが、そういった運動に
誘ってくる熱い人たちそっくりで
背筋が凍る。
(当然ながら、
怖くて行きませんでした)

しかも主人公の女工が弱々しくも、
周りに持ち上げられ、
郵便ポストや建物を爆発
させる過激派運動家になっていく
過程がホントウに怖い。

活動家の人々が女工モードを
優しくよいしょしていく。
観ていると段々、
サフラジェットの人が
優しくかっこいい人に
見えてくる。
この表現が上手いなー
と唸らざるえない。

確かに、男尊女卑社会で
男女平等を求めて
行動を起こすことは大切だ。
しかしながら、その運動家たちが
徒党を組んでカルト化すると
非常に危険な状況になる。

本作は、歴史的史実をベースにして
決して美談にせず、
突き放して描くことで
世の中の善悪とはを
観客に突きつける。

これが痛いこと痛いこと。
故に、ラストまで心に
モヤモヤが残る
非常に胸くそが悪い作品でした。

日本公開は決まっているようですが、
観る方は心の準備をして
挑んでください。

※2017年「未来を花束にして」という
放題で公開決定!
うーん、花束感ねぇわ!

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