“Ç”「新・のび太の日本誕生」公開直前!「映画ドラえもん のび太の恐竜」を観てみた

映画 ドラえもん のび太の恐竜(1980)

のび太の恐竜

監督:福冨博
声の出演:大山のぶ代,
小原乃梨子,野村道子etc

評価:75点

春休みと言えば、
クレヨンしんちゃんとドラえもん
映画の季節。
Amazonプライムでドラえもんの映画が
沢山あったので、シリーズ1作目
「のび太の恐竜」を観たぞい!

「のび太の恐竜」のあらすじ

↑あの…がっつりネタバレしてるんですがw

1980年月刊コロコロコミックが新しい試みを始めた。
数ヶ月に渡り大長編のドラえもんエピソードを
連載し、そのまま映画として公開するという
試みだ!その第一回は、元々短編で
掲載した「のび太の恐竜」を
大幅加筆したものだった。

のび太がいつものように、
スネ夫とジャイアンにほらを吹いた為、
恐竜の骨を探す羽目になってしまう。
しかし、のび太は運良く大きな
卵の化石を見つける!
タイムふろしきで孵化させ、
ピー助と名付けた恐竜を
育てることになるが、
大きく成長しすぎて、
1万年前に返すことに。

それから数日後、
タイムテレビでピー助の
生存を確認したら、
大変な事態になっている
ことに気づき、
救助に向かうのでした…

動物を育てる責任

本作は、「ペットを飼うこと」とは
何かを子どもに教えるのに良く出来た話である。

原作の短編だと、1万年前に返して終わり
という、捨て猫同然の酷いことを
行っていたが、本作ではそこが改善されている。

安易な気持ちで恐竜を飼い始め、
情が芽生えた頃に、
もう自分の力では育てられないことに気づく。
ペットを育てる責任の重さを、
ドラえもんならではのゆる~さと
メリハリのある情景で緩急をつけている。

そして後半、しずか、スネ夫、ジャイアンの
ゴールデンメンバーを引き連れ、
ピー助を探しに1万年前に行く。
タイムマシンが壊れたり、
謎の盗賊に襲われたりと大惨事に
遭いながらピー助を救助。
そして、元の世界へ戻る道を探す。
なめていたけれども、1作目から非常に
シリアスな内容になっていますw

ジャイアン説未確立

ドラえもんの映画における
登場人物の役割はお茶の間で観る
アレとは違うことは有名な話だ。
ジャイアンは、非常に頼れる
ナイスガイって設定で、
のび太も射撃等の隠された
才能が開花する。
スネ夫が反対に無能で、
しずかちゃんは…いつも通りって感じだ。

しかし、やはり劇場版1作品目だけ
あってか異世界のシーンで各
キャラクターを描き分けていないのだ。

しずか、スネ夫、ジャイアンはただの
観光客。故に、のび太が愚直に
自分の尻ぬぐいを頑張る様子が
目立って、光り輝いて見えます。

後半、謎の組織との交渉シーンで魅せる
のび太の俠気溢れる決断には
かっこええと言わずにはいられない!

たまにはドラえもんもいいもんですね~
是非3/5公開
「新・のび太の日本誕生」公開前に
Amazonプライムで観てみてはどうでしょうか?

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