“Ç”第89回キネマ旬報ベストテン外国映画部門!1位はなななんと「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」

2015年第89回キネマ旬報ベストテン外国映画

皆さん、なんと!
今年のベスト1位は「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」
でしたぞ!キネマ旬報ベストテンの外国映画は
結構えっつと思う作品が1位を獲ることが多く、
中には「ニーチェの馬」なんて作品が獲った年もある。
それ故にこの娯楽超大作がイーストウッドや
「神々のたそがれ」「雪の轍」を差し置いて
1位を獲るのは誠に快挙であった。
もはや、「マッド・マックス」は
映画人にとってベストテンかワーストテンに
入れなきゃいけない作品になっていましたw
※青下線をクリックすると各作品のレビューが観られます。

1.マッド・マックス/怒りのデス・ロード

本作が凄いところは、一般的に大衆が好きな映画と
マニアが好きな映画は一致しないのだが、
それを見事に融合。CGをなるったけ使わずに、
「駅馬車」やバスター・キートンの時代のような
危険スタントを実写でやったことにある。
しかも映画館で観る必要があるほどの作品へ
昇華させたことは映画史に残る偉業であろう。

2.アメリカン・スナイパー

キネマ旬報族大好きなイーストウッドは安定の2位
ランクイン!粋な音楽映画の次が、
ガチガチの戦争映画とは…恐るべし!

3.アンジェリカの微笑み

死んだ女性に一目惚れし悶々とする陰気な男の話。
映画史上最高齢の監督マノエル・ド・オリヴィエラが
100歳の時に50年も温めていたものを映画化したわけだが、
熟成されすぎてギャグの境地に。真面目な作品に見えて
あのエンディングは爆笑必至であるw

4.バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

公開当時、あまりにアカデミー賞作品賞っぽくない選出、
別に新奇性ないだろうと感じ、「6才のボクが、大人になるまで。」
が作品賞、監督賞どちらも受賞しなかったことに怒りすら覚えたが、
今冷静に振り返ってみると、タイトルからしてシニカルで
鋭い。何重にも意味を持たせた作り込みは評価すべき
ポイントだなと改めて感じさせた。

5.黒衣の刺客

う~ん、個人的には情に弱いアサシンって
設定があまり好きではない。
よく、峰打ちばかりで生き延びたなと
思ってしまう。とはいえ、映像に関しては
文句なしの芸術品でしたよ~

→NEXT:6~10位

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です