“Ç”カイエ・デュ・シネマ誌2015年ベスト10発表、黒沢清「岸辺の旅」ランクイン!

6位:約束の地
監督:リサンドロ・アロンソ

ヴィゴ・モーテンセン主演の
娘捜しロードムービー。
独特な画面、映像作り。
恐らく、よっぽどの映画好きでないと
寝る作品だなーと思った。

7位:インヒアレント・ヴァイス

監督:ポール・トーマス・アンダーソン

完全にトマス・ピンチョン未予習者お断りな
ファン待望の映画化。「LAヴァイス」を読んで
おこないと、サイケデリックで訳の分からない
世界に2時間30分も付き合わされて辟易するだろう。
しかし、原作を読んでいるとP.T.A.が
きちんと原作と向かい合っている。
トマス・ピンチョンの研究をしっかり
していることが分かる。次回作の「重力の虹」
も期待だってか、NETFLIXでドラマ化したらどうだろう。

8位:アラビアンナイト
監督:ミゲル・ゴメス

「熱波」で日本の映画人も唸らせた
ミゲル・ゴメスが5時間に及ぶ
超大作を放った。その名も
「Les milles et une nuit(千夜一夜物語)」。
アラビアンナイトを現代に置き換えて描いた
本作はカンヌらしいクールな
画面構図が特徴的。
先日藝大で特別上映が開かれたのだが、
気づくのが遅くて見逃したm(_ _)m
イメージ・フォーラムで公開して欲しいな~

9位:Summer
監督:アランテ・カヴァイテ

リトアニアの別荘にやってきた女の子サンガイレが
女の子に恋をしてしまった一夏を描いた話だそうです。
フランス人は恋愛の哲学映画が好きだな~

10位:岸辺の旅

監督:黒沢清

僕は結構黒沢清の不思議な映像美が
苦手で本作も苦手であったのだが、
フランスではカンヌを仕留め、
評判高い模様。
アピチャートポン人気も踏まえると
フランス人はアジアの神(幽霊)と
人間の対話が好きなのかな~

2014年度カイエ・ドゥ・シネマ誌ベスト10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です