”Ç”名画座シネマヴェーラに行ってみた「コールド・フィーバー」

名画座シネマヴェーラに行ってきた!

シネマヴェーラ

名画座…旧作を二本立てで安く観られる映画館。
たまにTSUTAYAで入手不可能なレア作を
上映する為、ラインナップは侮れない。

そんな名画座と言えば、ギンレイホールや
早稲田松竹を思い浮かべるが、実は
渋谷ユーロスペースの上の階に
名画座があったことをご存じだろうか?

その名も「シネマヴェーラ」
公式サイトによると、
「春のような映画を運ぶ映画館でありたい」想いを
シネマとイタリア語のプリマヴェーラを足して作った
造語を劇場の名前に割り当てたとのこと。

学生は800円で2本立て出来るので、
料金はかなり安い。

さて、今回「ロードムービー特集」が開催されており、
永瀬正敏主演のアイスランド映画「コールド・フィーバー」
を観て来たぞ~

コールド・フィーバー(COLD FEVER)

コールド・フィーバー

監督:フリドリック・トール・フリドリクソン
出演:永瀬正敏、リリ・テイラーetc

評価:60点

アイスランド人が、英語で日本人を使った
映画を作った…これだけでワクワクする作品である。

東京大学の地質調査隊がアイスランドで死亡し、
遺族が追悼しにアイスランドにやってきた話を
モチーフに、「ミステリー・トレイン」で
当時国際派として名をはせた永瀬正敏を
主役にしている。

アイスランドって…良い国だよ

アイスランドと言えば、ブンブン去年の9月に
旅行で行き、温泉(ブルーラグーン)や
間欠泉、シンクヴェトリル国立公園と
言った絶景が広がっていていい国
だなーと思っていたが、
この映画の舞台である真冬に
アイスランドへ行くべきではない。

寒いのが苦手なサラリーマンが、
アイスランドで亡くなった両親
を弔いにハワイ旅行を断念してまで
して行こうと決意。

いきなり、到着して乗るバスを間違えて
レイキャビックへ行くつもりが、
温泉ブルー・ラグーンへ行ってしまったり
(サラリーマン格好で浴場へ入るシーンは
シュールである)。
タクシーでレイキャビックへ行こうとするが、
タクシーのおっちゃんが途中下車し
変な儀式を始めた為、
酷寒の地を彷徨わねばならなくなったり、
DQN女から氷まみれの車を買わせられたり…

とにかく災難続きである。
画面から、今にも吹き出しそうな
吹雪描写、観ていて寒くなります。

そして、「ミステリー・トレイン」の時の様に
さりげなく間抜けな主人公にクスリと
笑えてくる。

そんなロード・ムービーなんだけれど、
何故か変なオマージュが使われてたりする。
突然「俺たちに明日はない」や「ブリキの太鼓」
オマージュ描写が入るが、いまいちハマってないな~
また、意外と映像のつなぎが悪かったりするのが
玉に瑕。

それでも一件の価値ある作品でしたよ~

ブンブンのアイスランド紀行

アイスランドの空港からブルーラグーン
ツアーに行くことが出来、
6000円ぐらいでレイキャビックのホテル
まで送迎してくれるとのこと。
小さい火山から煙が吹き荒れる地獄の
隣に野球場二個分くらいある白湯がある。

ブルーラグーン

温泉内にジューススタンド
ブルーラグーン

ブルーラグーン

ブルーラグーンで地熱発電もやっているよ~
ブルーラグーン

世界遺産シンクヴェトリル国立公園
シンクヴェトリル国立公園

シンクヴェトリル公園

ゲイシール(間欠泉)
ゲイシール

間欠泉

滝、グトルフォス
グトルフォス

関連記事

「ミステリー・トレイン」レビュー

ペニス博物館のドキュメンタリー「最後の1本」レビュー

アイスランドのチン作「馬々と人間たち」レビュー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です