“Ç”自宅のパソコンが映画館GAGAのネットサービス「青山シアター」

青山シアターって何?

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先日、カリコレ2015で
最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション~
を観たときに、入場者プレゼントで
青山シアター」鑑賞券を戴いた。

セッション」や「イミテーション・ゲーム」と
スマッシュヒット作を配給しまくり、
現在イケイケな映画配給会社GAGA
huluのようなネット映画配信サイトを
作っていて、それが「青山シアター」だと
言うのだ!

この秋、この手の映像配信ビジネスの巨人
Netflixが進撃しようとし、
ケーブルテレビ業界はもちろん、
huluも結構危険な局面に
陥りそうな中、この
「青山シアター」は映画好きならではの
上手いラインナップになっていました。

安藤サクラ主演の
0.5ミリ」やキム・ギドク製作の
レッド・ファミリー」など、
シネフィルの口からよだれが出そうな
ミニシアターものが、下手するとTSUTAYA
よりも早くパソコンで観ることが出来るのだ。

中には、最近当ブログで紹介した
「鰻の男」のように、カリコレ2015で
上映した作品もネットで観られるので
中々凄いぞ!

料金

名称 料金
月額見放題 月900円
単品レンタル 新作:1300or1,500円 旧作:324or432円
単品購入 作品によって異なります

 

映像コンテンツは通常版HD(映像が綺麗)版かを

選ぶことが出来、それによって値段が変わります。

今回、ブンブンが選んだ「ターニング・タイド」って

映画は3日間のレンタルでしたぞ~

 

購入は、データで買うためDVDを買うより安く、

天才スピヴェット」の場合、通常2,160円

HD2,700円でした。

 

また、青山シアターの最大の特徴として、

ネット試写会ってのを開いてることだ。

現在7/18(土)より公開の

「チャップリンからの贈りもの」のネット

試写会を募集しているよ!

 

試写会で30分以上前から並び、

おばちゃんたちと席取り戦争

せずに試写会が出来るサービスである。

これもミニシアター系だ。

どうやって観るの?

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さて、問題の鑑賞方法ですがちょっと難しい。

まず、青山シアター

のサイトに行き、

会員登録(無料)をします。

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そして、映像を選びます。

そうすると、「プラグインのダウンロード

画面に行くので、ダウンロードします。

(5分ぐらいかかる)。

 

但し、ここが重要!!!

なんとGoogle Chromeからだとダウンロードしても

利用できない為、インターネットエクスプローラー

サファリでダウンロードしないといけません。

 

「ターニング・タイド 希望の海」を観る

ターニング・タイド

監督:クリストフ・オーファンスタン

出演:フランソワ・クリュゼ、サミ・セギールetc

 

ってことで、「青山シアター」でフランス映画

「ターニング・タイド」を観てきたのだが、

コレが非常に面白い。

 

フランスって、実は日本人が思う以上に

ボートスポーツが盛んであり、ブンブンが留学中、

サン・マロのボートレース

ルート・デュ・ラム」をテレビでホストマザー

と一緒に観た。どうやら、フランスでは結構

熱いスポーツらしく、ツール・ド・フランス

張りにサポーターが多くニュース番組でも

終始取り上げられていた。

 

今回のこの作品は、まさにボートレースで

チャンピョンを目指す男のドラマである。

 

しかし、「最強のふたり」や今年パルムドールを

受賞した「Dheepan」と最近移民問題に関心のある

フランスならではのシリアスなドラマもこの作品に

ねじ込まれている。

 

なんと、レース開始数日後、船長の船に

モーリタニア人の青年が亡命のために

船に忍び込んでいたのだ。

 

しかし、レースのルール上、レース仲間の救助

以外で船に二人以上乗せていることが本部に

バレると失格になってしまう。

 

そこで、船長は偽装工作しようとするが

ライバル救助指令がきたり、モーリタニア人が

病気になったりと大変な目に遭う。

 

主人公にとってはトンだ災難。

例え、レースを棄権しても

モーリタニア人が助かる見込みはない。

フランスに入国できる保証すらない。

そんな状態で船長がどう舵を切るのか

って描写がリアルで、本当に悩ましい。

ハラハラする。

 

だが、厄介なことに明確な答えもない。

非常に現代の抱える正解なき移民問題について

熱く考えさせられる上、船からの景色が

綺麗なので夏にぴったりな作品でした。

「ターニング・タイド」予告編

 

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