“Ç”ハリウッドに対抗して…「脳内ポイズンベリー」

脳内ポイズンベリー

脳内ポイズンベリー

監督:佐藤祐一
出演:真木よう子、西島秀俊、神木隆之介etc

今年のブンブンのトレンドは少女マンガもの
らしい。先日紹介した「ストロボエッジ」も
面白かったし、今作も非常に良かった。
そして、来月には「海街diary」が
待ち受けている。

あんだけ苦手だった少女マンガものを
克服できそうだぞw

ピクサーに対抗

インサイドヘッド

脳内ポイズンベリー

なんてこった!
邦画のいかにもチャラそーな映画が、
今シーズンピクサーの新作
「インサイド・ヘッド」とネタが
もろカブリンチョ!

火花飛び散る両者の脳内。
ブンブン、早速「脳内ポイズンベリー」
をウキウキウォッチングしたぞ!

そしたら、意外や意外、
かなり凝った作りをしている。
原作未読なので何とも言えないが、
主人公の脳内の住民は
「インサイド・ヘッド」のように
単純に「ヨロコビ」「ムカムカ」と
区別されない。

確かに、「ポジティブ」は常時
テンションが高く前向きだが、
きちんと「ネガティブ」と渡り歩く。

そして、「衝動」は常にポジティブだが
時にネガティブになったりもする。
まるで現実の会議のように、
脳内で心理劇が繰り広げられるところに
興味がわいた。

しかも、「インサイド・ヘッド」では
物体に記憶を託してたのだが、
ココでは人間が記憶を司っている。
4人の感情と記憶を司る者の5人で
多数決をしながら恋愛を繰り広げていく
駆け引きが非常にコミカルで
どんどん引き込まれる作りとなっている。

ラブ・ストーリーの裏をつく展開

通常、ラブ・ストーリーって
結ばれるまでを描く、
結ばれた後を描くとどんどん、
ぐだぐだになっていく作品が多いのだが、
この作品は逃げない。

作品の性質上か、あまり真木よう子扮する
女性とお相手の恋愛に時めきはしない
(あんまイケメンじゃない…)代わりに、
恋愛における修羅場をどう解決するかを
見事に再現している。

好きだけど、つきあうと結構面倒くさい。
仕事と恋愛どっちが好きかといったことを
突き詰めていて、観ていると焦ってくる。

そう、男は必見の作品だ

察しの通り、これは女性が
男性に投げかける警告だ。
つきあうまでがゴールではなく、
つきあい始めても女性のニーズに
応える必要がある。

正直、この主人公はファム・ファタール
かと思うほど悪女だ。
しかし、男はそういった甘い
オーラの奥を見極める
必要があると言えよう。

もしかすると、
魅了してくる女の頭の中は
違う人物かもしれないぞ、気をつけろ!
「脳内ポイズンベリー」予告編

余談:プレミアムキャラメル買ってみた

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TOHOシネマズでは昨年から、
ゴージャスなポップコーンを売ることで
収益を確保しようという戦術に出ている。
球場に行くとおなじみのマイクポップコーン
とのコラボで、700円もするキャラメルポップコーン
を売っている。今回、ブンブン
挑戦してみたぞ!

ずっしりと重い袋の中に、キャラメルポップコーンが
ぎっちり詰まってる。映画館のポップコーンに
ありがちな味のムラがありません。

しかし、量が想像以上に多いのと、塩キャラメル
ベースな為のどが渇きます。
ドリンクを買わせる戦術か~

デート用の食べ物だなとブンブンは
思いました。一応持って帰れるが、
賞味期限はその日のうちなので
ご注意を!

関連項目

「インサイドヘッド」予告編

主題歌「愛の点滅」クリープハイプ

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