“Ç”サントラの使い方アルマゲドン「博士と彼女のセオリー」

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The Theory of Everything

監督:ジェームズ・マーシュ
出演:エディ・レッドメイン、
エミリー・ワトソンetc

ゴールデングローブ賞や
全米俳優組合賞の男優賞を獲り、
アカデミー賞男優賞に王手を
かけたホーキング博士映画
「博士と彼女のセオリー」
観てきました。

クソ邦題w

そしたら…かなりトンデモない
作品でした。
ホーキング博士と言えば、
物理学の基礎である
一般相対性理論と
量子力学を結びつける理論を
提示した天才である。
この二つの理論は、
相反するクセに現実にどちらも
存在することについて、
如何にして結びつけるかを
考えたのがホーキング博士だ。
この理論が原題になって
いるのだが、邦題が酷すぎだ!
ホーキング博士の彼女に
セオリーないぞw
まだ、くそ邦題で話題の
「きっと、星のせいじゃない。」
は原題を訳す必要あったから
仕方ない感あるが、
これは「セオリー・オブ・
エビリシング」で
いいだろうw

内容

そんなカナリ危ない匂い出す
ホーキング博士伝記映画を、
学者生活に焦点置かず、
妻とのラブラブ生活に
重点置いたのがこの作品である。

故か、まるで恋愛映画の
ようなロマンチックなムードに
したてられている。
地雷だ!

将来の妻、ジェーンがホーキングに
一目惚れしてから、
結婚。ホーキング博士の介抱に
明け暮れる日々を描いており、
まるで病気もの映画にしか
見えない!

実はこの映画、
ホーキング博士が難解な理論を
発明する苦悩を描くのではなく、
彼の業績はタダタダ、点を
追ってるだけなのだw

確かに、エディ・レッドメイン
扮するホーキング博士の
演技はすごい。なんだけれど、
ストーリーは普通の難病ドラマ
止まりなのだ~_~;

ホーキング博士ならではの
エピソードがあまりにも軽い。
かと言って、ラブストーリー
としてみても、なんか
トントン拍子。
もっと辛さを強調して描くべき
だったなと感じた。

そう言えば監督は、
ドキュメンタリー映画の傑作
「マン・オン・ワイヤー」
撮った人だよね。
観察力落ちたかな?
と不安になる。

出演と音楽が凄い

なんだけれど、この作品は
エディ・レッドメインと
サントラが凄すぎる為、
見事に誤魔化されている。

アイスランド出身の作曲家
ヨハン・ヨハンソンが
放つ、音楽が非常に
感動的!

なんか、話自体はたいした
ことないのに、涙腺を刺激する
ロマンチックな音楽。

まるで「アルマゲドン」の
エアロ・スミス並みの
チートさ!

これはアカデミー賞作曲賞
獲るんじゃないかと
思う程凄かった!
そんな映画「博士と彼女のセオリー」
は3/13日本公開です。
「博士と彼女のセオリー」 予告編

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