“Ç”地球の急ぎ方〜激動東欧編2:意外とやんちゃ?プラハ散策〜

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エロい!凄い!プラハ

渋滞にはまり、ギリギリ椿姫を
観るのに成功した波乱の
東欧旅行初日から一日後、
ブンブンの2日目は
プレイボーイの看板から始まる。

どうも、昨日は気づかなかったが
プラハはアムステルダムと
似て危険な香りがするぞw
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プラハの街には可愛い真っ赤な
トラムも多いが、ヤバイ目をした
おっさんもいっぱい。

人は見かけで判断しては
いけないと言うが、目は
あまり嘘をつかぬ。

危険だと思ったら駆け抜けよう!
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そうプラハの春の舞台を
駆け抜けていると…
ガチな麻薬屋さんを発見!

アムステルダムに行った時と
比べると、あの甘ったるい
薫りは店の外にまで
漂うことはないが、
危険だ!ブンブンは「逃げる」
選択する。

麻薬、ダメ、ゼッタイ

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そうこうしていると、
美味しそうな匂いに
引き寄せられる…

でっかいソーセージの束!
そう言えば朝飯まだだったw
ホットドッグとスプライトの
セットを頼む。約700円

そしたら、頼んでもない
謎の赤い飲み物出現!

何だコレ?と訊いてみたら…
ホットワインでした!
プラハはどうやらホットワイン
文化があるらしく至る所に
ホットワイン屋さんがある。

なんか、タダらしいので味見。
気温10度と寒い中で呑む
ホットワインはやっぱ
ええですな(初めてのH.W.だが)♡

ホットドッグも日本の屋台で
買えるものより遥かに肉厚
ジューシー。
マスケチャをたっぷり付けたので、
心も体も大満足!
さていざ進軍。

方向音痴にとって、GoogleMapsのストリートビューが使えない地区を
歩くのは至難の業。
でも、最近編み出したの♡

実は、iPhoneにコンパスツールがあることに気づいたぞ。
iPhoneのメイン画面に「便利ツール」ってあるでしょー
どういう理屈か知らないが、9割方正しく「北」を示してくれるので、
方向音痴が「とにかく北へ!」
「とにかく川へ出よう」と決断したときに大幅時間短縮が可能だ。
ただし、過信は禁物。たまにバグで変な方向に向くから注意。
ヤバいなと思ったら一旦立ち止まろう!

ってことで、カレル橋目指してレッツゴー!
スメタナのモルダウの舞台で有名なカレル橋。
中学生の時、音楽の教科書に出てきた風景が目の前に広がる。
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人がとにかく多いから、スリに気をつけ橋の端を渡ってみる。
沢山のバロック様式の像が建ち並ぶ。
なんか、夜になったら襲ってきそうなぐらいイキイキとしとるw

そんな荘厳な像の前に絵描きや大道芸人がショーをしまっくっているから
爆笑である。なんかモルダウが段々この橋に似合わなく思えてきたぞ。

実はこの日、プラハの射撃場でAK-47とショットガン、そしてマグナムを
体感しようと思ったのだが、大抵の射撃場が「お一人様お断り」。
一人でいけそうな射撃場はこの日に限って休業最悪m(_ _)m
代わりにKGB博物館でAK-47のモデルガンを持った写真を撮ろうと
思ったら…残念。ブンブンの力ではムズすぎてたどり着けなかった…
ペトシーン公園までたどり着けたんだけどね…
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赤い煉瓦の建物ばかりの空間に突如現れるペトシーン公園。
もはや山としか言いようのない急勾配、
てっぺんの通天閣…いやペトシーン展望台に惹かれ登ってみる。
食後の良い運動だ!
うんしょ、うんしょ、まだまだブンブン着けません。
歩くこと20分。
思いの外長かったw
つう…ペトシーン展望台に到着~
別に展望台登らなくても、綺麗な景色を楽しめます。
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遠くに学校の授業で習ったゴシック様式のような教会?城?を
発見…うーん明日にしようとギブアップ下山。
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なんか、折角プラハに来たんだから、好きなチェコ映画作家の美術館
調べてくれば良かったと後悔していると…目の前に
「Film Special Effects MUSEUM」の看板が!

これは入るしか!
結果を言うと、シュヴァンクマイエルの博物館ではなかったが、
映画史上重要なチェコの映画作家カレル・ゼマンについての
展示があったぞ。学生約700円。

カレル・ゼマンは映画初期の特撮王の一人で、
ディズニーがアニメーション技法で使った
絵の前に絵を置くことで二次元でも遠近感を出す手法
の実写バージョンを作った男。

絵や模型の10m以上後ろで俳優に演技させることで、
恐竜の巨大さをアピールしたり、
背景が絵でもリアリティを出すことに成功させた。
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他にも、背景を動かすことで飛行機が本当に飛んでいるように
演出させたりする技術などを…なんと実際に来場者が
体験できるような形で配置。やたらと写真スポットが多い。

旅行前にトリップアドバイサーで軽く調べた時には見逃していた
施設だが、映画好き、子連れにはオススメな場所だ。
カレル橋渡って左手の階段おりて10秒でたどり着けるので
行ってみてはどうでしょう?

さて、「インターステラ-」開演まで時間があるから時計台でも
見ようとぶらついていたら何やら人だかりが!
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SEX MACHINE MUSEUM?なんかヤバそう、でも面白そう。
早速にゅうて~ん!
人だかりの原因は無料で診断できる「あなたのセックスマシーンレベル占い」。
椅子に座るとカジノみたいな音楽が鳴り始めて、
椅子から降りたタイミングでルーレットが止まるしくみ。
ブンブンはバーニングなマシーンでした。
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日本円で約1250円とちょっと割高な入場料を払って入ると、
意外とえぐくないwというのも、パリにある「エロチズム博物館」は
ダンテの「神曲」さながら地獄絵図だったのに対し洗練されているのだ。
まるでジェームズ・ブラウンの「セックス・マシーン」が流れてもおかしくない
程クールに配置されているのだ。
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当然R18なミュージアムだからそれなりにブツや拷問マシーンが
出てくるのだが「エロチズム博物館」よりかは遥かにいい。
てかなんで「エロチズム博物館」は誰でも入場OKなのかが今でも疑問だ。
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そんな大満足の博物館。こういう所に来たら、ゴミヤゲを買いたいもの。
日本では謙虚に「嫌げ物」っていい方するけれど、
実際問題観光地にある土産って、もらったところでそのままゴミ箱行きか
あるいは家の四次元ポケットに封印されて永遠に行方不明になるよね。
そういった土産って「嫌げ物」通り超してゴミヤゲと言う。
なんか、全然親しくもない人に土産を請求された時にゴミヤゲをぶち込みたくなる。
ただ、普通のゴミヤゲあげたって面白くないからこういった怪しい博物館で
買いたかったのだが、ミュージアムショップが見当たらない。
誠に残念である…大笑

そんなこんなで、「鑑定士と顔のない依頼人」のラストシーンで有名な
時計台を横目に映画館へと向かったのでしたww
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